増え続けるご当地バーガー。いよいよご当地バーガー戦国時代突入か？

地元のご当地バーガーは全部食べましたか？

旅先で見かけるB級グルメの定番と言えば、ソフトクリームとハンバーガー。
空港でもご当地バーガーを見かけることが多くなったような気がします。
確かにご当地の食材をバンズに挟むことで「ご当地バーガー」とすることは比較的考案しやすいので、町おこしプロジェクトとしてご当地バーガーが誕生するのは想像しやすいところです。
私の地元のご当地バーガーを調べてみると、いつのまにか5種類くらい誕生しており、次回地元に帰った時にご当地バーガー巡りができそうな感じになってきております。
はたして、このままご当地バーガーは増え続けるのか、生き残りを賭けた戦いになってしまうのか、、
今回はご当地ハンバーガーについてのお話です。

ご当地バーガーは大きく2種類に分類されます

近年誕生している「ご当地バーガー」の多くは各市区町村やそれに類する団体のプロジェクトが多く、そのほとんどが「認定制度」を採用しています。
認定制度とは特定の条件をクリアした場合に「〇〇バーガーと認定する」というスタイルです。
この認定の条件によってご当地バーガーは大きく2種類にわけられます。

近年はレシピ自由形のご当地バーガーが多く見られます。それはそれでいいのですが、
「ご当地バーガー食べた」というの話をしていると「あれ？私が食べたものとは違うやつだな」となりがちです。

実際、ハンバーガーの中には「ご当地バーガー」というジャンルがあり、その中に各地の〇〇バーガーが存在します。しかし「レシピ自由型」の場合、〇〇バーガーの先にもさらに細かな分類がなされることになり、結構煩雑です。
ただ、結局は「旨いものが残る」と考えれば、各地で切磋琢磨してご当地ハンバーガーの頂点を目指していると考えれば面白いのかもしれません。

ご当地バーガー 百選 (143/47) ※最終更新 2024.6.11

2024年6月時点の調査によると、ご当地バーガーとして存在しているものは100以上あることがわかりました。
※但し、あきらかに「レシピ自由型」のご当地バーガーの場合はご当地〇〇バーガーの先の分類の名称で表示しています。
※大手ハンバーガーチェーンが期間限定で出しているご当地ハンバーガーはカウントしていません。
（理由：ジャンルとしては大手チェーンの中のご当地ハンバーガーという別ジャンルと考えたため）

※こちらは新たな情報が入り次第、随時更新予定です。

未だ拡大余地大！地域ならではの魅力が詰まったご当地バーガー

今回の調査で、個人的に期待していたのは滋賀県の「ふなずしバーガー」が存在するかどうかでした。以前、滋賀県はソフトクリームの回で「ふなずしフレーバーのソフトクリーム」という変わり種を誕生させたことがあり、この県ならきっと挑戦しているだろうと思っていましたが、現状では「ふなずしバーガー」はまだ存在していないようです。（ふなずしサンドという気になるメニューはあるみたいです！）

また、大手チェーン店で時折見かける「たこ焼きバーガー」も、ご当地バーガーとしては売り出されていないようです。レシピの自由形式で認定されているため、もうアイデアを出し切った感がある地域と、まだまだ可能性を秘めている地域とが存在しているようです。

将来的には、自然な淘汰が起こり、各地域で1つのご当地バーガーが主流になるのか、それともさらに多様化するのか、来年あたりに再度レポートしたいと考えています。

以上となります。
最後に、普通のケチャップとマスタードだけのハンバーガーもおいしいということを付け加えておきます。