納豆の「分別生産流通管理済み」ってどういう意味?
毎日食べてた北海道納豆がスーパーから消えた!
「納豆を食べていたらだいたい大丈夫」という認識のもと、毎日1パックは納豆を食べるようにしています。
そして毎日食べるものなのでできるだけ安く、そしてやっぱり国産の納豆がよいと考え、119円くらいの北海道納豆をずっと買っていたのですが、最近近所のスーパーから北海道納豆が消えてしまいました。
仕方がないので、原材料を見ながら一番安い国産の納豆を買うことにしましたが、そういえば昔は「遺伝子組み換えの大豆は使っていません」的な文言があった気がしますが、その記載がある納豆がありません。
その代わりに「分別生産流通管理済み」という意味深な文言が・・・
そんなわけで今回は納豆の表示についてです。
国産かつ遺伝子組み換えでない大豆の納豆を買うなら・・
消費者庁の資料によると、「遺伝子組み換えでない」等の表示は2023年4月1日から変更になったみたいです。
ざっくりと以下のような感じです。
NO | 農産物or加工物 | 表示できる文言 |
1 | 分別生産流通管理をして、遺伝子組換え農産物の混入がないと 認められる対象農産物を原材料とする加工食品 | 遺伝子組換えでない 非遺伝子組換え |
2 | 分別生産流通管理をして、意図せざる混入を5%以下に抑えている 大豆及びとうもろこし並びにそれらを原材料とする加工食品 | 分別生産流通管理済み 遺伝子組換え混入防止管理済み |
3 | 遺伝子組換え農作物と非遺伝子組換え農作物を分別管理していない場合、 分別生産流通管理をしているが意図せざる混入が5%以上ある 大豆及びとうもろこし並びにそれらを原材料とする加工食品 | 遺伝子組換え不分別 |
4 | そもそも遺伝子組換えの大豆及びとうもろこし 並びにそれらを原材料とする加工食品 | 遺伝子組換え |
・・・というような感じのようです。
「遺伝子組換えでない」等の表示をする際には第三者分析機関等によるチェックが必要のようなので、実際は分別生産流通管理をしていて遺伝子組み換えの大豆は使っていないけれど、第三者機関のチェックを受けていないので「分別生産流通管理済み」と記載しているというパターンもありそうです。
ちなみに以前は上記表のNo2の「5%以下」の場合でも「遺伝子組み換えでない」と表示してOKだったようで、より厳格に表示基準を設定したということのようです。
遺伝子組み換えだと体に悪いのかどうか、国産の方がいいのかどうかは実際のところわかりませんが、とりあえず「国産」で「分別生産流通管理済み」の納豆をスーパーで買うことにします!
以上!
個人的にはオーガニックと書いてあるけど、外国産の納豆と、国内産の納豆はどっちが体にいいのか気になっている今日この頃です。